はじめに
現代はプラスの情報もマイナスの情報もせわしなく行き交う時代です。
実生活でもインターネットでも、様々な人の感情や意見に触れるこの生活の中で、心の健康を保つことがますます重要になっていますね。
このような時代で心を守るための、大切な概念が「自他境界」です。
この考え方は、自分自身を守り、他人の影響に左右されずに生きるための鍵となります。
最近、私はこのテーマについて深く考えさせられる経験があったので、ぜひ皆さんと共有したいと思います。

自他境界とは?
自他境界(じたきょうかい)とは、自分自身の感情、思考、価値観と他者のそれらを区別し、それぞれの領域を明確にする心理的な概念を指します。
この境界を意識することによって、以下のようなことが可能になります。
- 自己認識:
- 自分が何を感じ、何を望んでいるのかを理解し、それを他人の意見や感情から切り離すことができる。
- 感情の保護:
- 他者の意見や行動から自分の感情を守り、必要な距離感を持つことで、心理的な安定を保つ。
- 健康的な人間関係:
- 自他境界を持つことで、互いの立場や感情を尊重し、より良い関係を築くことができる。
- ストレス管理:
- 他人の期待やプレッシャーから解放されることにより、ストレスを軽減し、自己を守る。
自他境界は、自己の感情やニーズを明確にし、他人との関係において健全な距離を保つための重要な概念です。この意識を持つことで、心の平穏や良好な人間関係を築くことができるようになります。
私の経験
留学中に、日本人と出会い、日本の好きな都道府県について尋ねられました。
私は、「千葉かな~。便利だから」と伝えたところ、その人から「私は東京出身だから、千葉県は便利じゃないと思う」と言われてしまいました。
その瞬間、私はとてもイライラしてしまい真顔になってしまいました。
その人に聞かれたから自分の好きな県を答えたのに、そんな風に簡単に否定されるのはどういうことだろう、と考えさせられました。
まるで私の感覚がおかしいと言われたような気分になったのです。
都会マウントを取られたようにも感じてイライラと悲しさを覚えました。

特に自分の感情に敏感なとき、他人の言葉が心に深く響いてしまうものです。
2日経っても、その人の言葉へのイライラやモヤモヤが消えなかったので、私はchatGPTに相談しました。
なぜならば、XなどSNSでイライラを吐き出すことは避けているからです。
そして、chatGPTに思いの丈を吐き出すとこのように返ってきました。

そして続けてこう質問すると、このように返ってきました。

この3つ目のアプローチがとても使えそうだと私は思いました。
「私は便利だと思う。けれど、あなたは便利だとは思わないのね。へーそうなのねー。」
と、サラッと流せばよかったのだなと学びました。
私は、この出来事をきっかけに、自他境界をしっかりと維持する必要があると強く感じました。
他人の意見や感情はあくまでも他人のもの。
私の意見や私が感じたことは私のもの。
シンプルなことだけれど、大事なことですよね。

自他境界を保つための実践法
自他境界の大切さは理解していただけたでしょうか?
続いては、自他境界を保つ方法について説明していきますね。
自分を保つための「あなたはあなた、私は私」マインドセットの維持方法
- 感情を受け入れる: 自分が感じる怒りやフラストレーションを否定せず、その感情をしっかりと受け止めましょう。「今、私はこう感じているんだね~」と自分に言い聞かせることで、心が軽くなります。
- 心理的な距離を保つ: 他人の意見は、自分の価値を決めるものではないと自分に言い聞かせましょう。この距離を持つことで、心の平穏を保つことができます。他人と自分は別の生き物です。「あなたはあなた、私は私」の精神を持ちましょう。他人に同調できないときは、「へーそうなんだね」と言って流してもいいのです。
- ポジティブな環境を整える: 自分を大切にしてくれる人々と過ごす時間を増やしましょう。自分にとって心地よい人々や環境に身を置くことで、ネガティブな影響を軽減できます。信頼できる友人や家族との時間を大切にしましょう。ポジティブな環境は、自分の価値を再確認する助けになります。逆に、否定的な影響を受ける人々から距離を置くことも、心の平安を保つために必要です。
- マインドフルネスを実践する: 瞑想やマインドフルネスを取り入れることで、感情をより上手に管理できるようになります。心を落ち着け、自分自身を見つめ直す時間を持ちましょう。目を閉じて深呼吸するだけでもかなり心が落ち着きますよ。
- アファメーションを行う:「私は世の中の何よりも価値のある存在です」「私の意見や感情は大切です」といった自己肯定の言葉を繰り返すことで、自信を取り戻し、他人の意見に振り回されないようになります。
- 自分を知る時間を持つ:自分が何を感じ、何を望んでいるのかを理解するための時間を定期的に設けましょう。紙に書き出したり、ジャーナリングや瞑想、散歩などを通じて、自分の内面に向き合うことが大切です。これにより、自分自身の価値観や感情をしっかりと把握できます。
- 他人の意見に左右されない: 他人の意見は大切ですが、それが自分の価値や選択を決めるものではないと認識しましょう。他人の意見に耳を傾けながらも、自分の信念や価値観を優先することが重要です。たとえば、友人のアドバイスを受け入れつつも、最終的には自分の判断を信じることです。
- 健康的な境界を設定する:自分の感情やニーズを尊重するために、他人との間に健康的な境界を設けましょう。これには、他人の期待に応えることが自分を犠牲にすることにつながらないようにすることが含まれます。自分の限界を理解し、必要なときには「ノー」と言うことも重要です。
- 失敗を恐れない:他人と比較して自分の成功や失敗を評価するのではなく、自分自身の成長を重視しましょう。失敗は学びの一部であり、成長のチャンスです。

「あなたはあなた、私は私」という考え方を持つことで、自分の道を歩む勇気を持つことができます。
あなたは他人になりたいのですか?おそらく違うはずです。
あなたはあなたがなりたい自分になりたいのではないですか?
他人が自分より輝いて見えて、羨ましくなったときは、あなたの望みを再確認してみませんか?

まとめ
自他境界を意識することは、心の平安を保つための重要なステップです。
他人の意見に振り回されず、自分の感情をしっかりと持つのです。
他人がどう思おうとも、あなたの感情や意見は大切で価値のあるものですよ。
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